「大月精工株式会社」の開発の歯切り盤は

高精度&低価格&不良ゼロを全て実現させます。

 

オリジナルの設備の設計から様々な用途に対するニーズにお応えができます。オリジナルの設備の設計から部品の加工、組立、システム調整、据付まで一貫して対応できますので、何でもお問い合わせください。

 

1969年に創業して以来、歯車の製造にかかわってきました。

制御機器用ギアモーターの製造工場としてスタートして以来、カメラ、プリンターなどの精密部品製造にかかわってきたため、拠点も日本だけでなく、台湾、マレーシア、中国、タイへ拡大し、グローバル企業へと成長してきました。

そんな我々が培ってきたものは「高精度で低価格」な部品を「不良ゼロ」で提供できるノウハウです。

 

加工~検品までの工程で・・・・・

まずは加工から

当社オリジナルのCNC歯切盤を開発しました。

歯車に対するお客様のニーズは高品質(精度、耐久性、軽量)、低価格化、短納期化、小ロット化など多様化しています。高品質の部品を提供することはもちろんですが、そのことに加え、価格、納期、ロットの問題を同時にクリアするには市販されている設備では不可能であったためです。

この問題を解決するために必要な要素は「高速加工」と「加工簡易プログラム」です。

市販されている小モジュール用ボブ盤の回転数は、思考2000rpm~3000rpmが一般的です。その理由として、主にホブ軸とワーク軸の同期をとるのにユニバーサルジョイントと歯車の組み合わせで割出機構を形成しているため、次の欠点がありました。

1.ユニバーサルジョイントの性能による回転数の制約あり

2.歯車伝達機構による回転数の制約などがあり、回転数をあげることができない

CNCによる電気的な同期制御実現とメカの伝達機構を極力排除することにより、小モジュール歯切り加工の高速化・高精度かを実現した

1.ボブ軸 超高速10000回転/分(rpm)の切削可能:現状最大2000~3000rpm

2.JGMA0級の高精度加工が可能:従来1~2級が限度

3.シングル段取り替え(10分未満の段取り)が可能:従来2時間以上

4.シンクロンドライブ(テールストック):テールストック側も主軸と同期回転し小径加工ワークのスリップ(同期ずれ)を防止できます。

 

段取り替えにおいては、4~6枚のボブ盤歯車の組み合わせを計算し、選定した歯車に交換する作業が必要になります。このため、現状、熟練した作業者が2~3時間かけて段取り替えを行っており、小ロット受注が増加する中で、大きな生産性の阻害要因になっていました。

機械の前面にプログラム入力できる操作盤を配置し、最低限の加工条件と製品仕様を簡易入力すれば、短時間で段取り替えが可能になります。熟練技能者も必要としなくなります。

 

検品について

不良ゼロを実現するには、いかにして不良品を見つけるかがポイントです。

製造工程の中で不良を見つけられるよう、どんな部品仕様に対してもカスタムし、不良ゼロを実現します。

しかし、その部品でしか検品できない設備では、製品が変わるごとに設備も入れ替える必要があり、複数の設備所有、設備入替の工数増加などムダが発生します。

そこで汎用性を持たせた設備をベースとすることで、簡単なカスタムによってどんな仕様にも対応できる設備とすることができます。

これは50年もの間、お取引様の要求に応えるべく、真摯に向き合った結果得られたノウハウによって実現できることであり、実際に大企業との取引をするなど、取引様の厳しい要求に応え続けた実績からもお分かりいただけると思います。

 

高精度&低価格&不良品ゼロの全てを実現できずに悩まれているのであれば、一度、ご連絡ください。又は大月精工((株)のホームページごらんください。